今や、インターネットを導入するのであれば光回線が当たり前の時代です。しかし当たり前だからこそ光回線会社はたくさんあり、どれを選んだら良いか分からないという方もたくさんいるかと思います。また、契約形態や、サービス内容など迷う要素はたくさんあります。
せっかくインターネットを利用するのであれば、お得に!そして、ほんっとうに自分に合ったサービス内容の光回線を使いたいですよね。
本記事では、契約期間に縛りのない光回線サービス会社にはどんな会社があるのか、また、そのおすすめの会社まで徹底解説します。
本記事を最後まで読んで頂ければ、損をすることなく最適な光回線会社を選ぶことができますよ!
目次
縛りのがない光回線サービスとは?
契約に関して縛りがない光回線サービスというのは、どのタイミングでサービスを解約したとしても
ペナルティ等が発生しない光回線の制度のことです。
一般的な光回線サービスでは、2年契約や3年契約などといった契約期間というものが定められています。契約期間というのは、その光回線サービスを必ず継続して利用をしますということを約束している期間のことです。もし期間の途中で解約をしてしまうと違約金が発生してしまうので、縛り状態ということになります。
契約期間の縛りのある光回線サービスでは、2年契約の場合は利用開始から25ヶ月目もしくは26ヶ月目、3年契約の場合は利用開始から37ヶ月目などの契約更新月にきちんと解約をしないと、違約金が1万円も発生してしまうという仕組みです。
ただ、この1万円という金額はあくまでも一例ですので光回線の会社によっては、3万円近くの違約金が請求される場合も存在します。そのため、解約時に高額な違約金を払いたくない人は選択をする光回線サービスをきちんと検討する必要があります。
縛りがない光回線サービスだからといって、お得とは限らない
縛りがない光回線サービスの関しては、契約期間中、いつ解約をおこなったとしても違約金はかかりません。
しかし、これが必ずお得につながるとは限りません。
それでは縛りのある光回線サービスについて、「ソネット光プラス」と「Enひかり」を例に挙げて比較をしてみたいと思います。
このような内訳となっています。通常の光回線サービスですと必ず解約時に「残工事費」というものが発生します。
この点もある意味での落とし穴です。確かに、契約当初の段階では実質、工事費というものは発生していません。
しかし、これは「途中解約をしなかった場合」のお話です。
契約期間満了までしっかりサービスを利用してくれるのであれば、工事費は無料にしますよといった一種の交換条件となります。
このため、1年以内の解約などを検討している人は契約期間に縛りのない光回線サービスを利用する必要があるのです。
■2年間の利用を想定した場合
ソネット光プラス
月額料金 | 約65,000円 |
ルーター | 0円 |
工事費 | 0円 |
違約金 | 20,000円 |
残工事費 | 約16,000円 |
実質料金 | 約101.000円 |
enひかり
月額料金 | 約87,000円 |
ルーター | 1,000円 |
工事費 | 約16,000円 |
違約金 | 0円 |
残工事費 | 0円 |
実質料金 | 約104,000円 |
ただ2年契約となると、少し話が変わります。
1年契約の場合だとenひかりの方が安価になりますが、月額料金だけ見るとどちらの契約の場合もソネット光プラスの方が安くなることが分かります。
契約期間によっては、必ずお得になるわけではないということです。
目先の料金のだけ注目していると、結果的には損をしてしまうことになります。
縛りなしの光回線サービス会社のおすすめは?
それでは実際に、契約に縛りのない光回線サービス会社をいくつかご紹介していきたいと思います。確認して頂きたいポイントは以下の4つです。
4つの確認ポイント
- 月額料金
- 工事費
- セット割引
- 通信速度
月額料金
戸建て月額料金 | 約4,700円 |
集合住宅月額料金 | 約3,600円 |
工事費 | 16,500円 |
セット割引 | UQ mobile |
通信速度 | ◎ |
月額料金
戸建て月額料金 | 約4,400円 |
集合住宅月額料金 | 16,500円 |
戸建て工事費 | 約20,000円 |
集合住宅工事費 | 16,500円 |
セット割引 | なし |
通信速度 | ◎ |
月額料金
戸建て月額料金 | 約4,700円 |
集合住宅月額料金 | 約3,600円 |
戸建て工事費 | 約20,000円 |
集合住宅工事費 | 16,500円 |
セット割引 | でんきセットで工事費無料 NTTカード申込で毎月500円引き IPv6利用でルータープレゼント |
通信速度 | ◎ |
こうして見てみると、各社のサービスのポイントは以下のようになりますね。
- エンひかり
お手頃価格で、工事費も一律。スマホとのセット割引もあり、通信速度も良好 - excite MEC光
スマホとのセット割引はないが、月額料金の関しては1番、安価で通信速度も良好。 - おてがる光
月額料金がお手頃。電気とセットでかなりお得!さらにでんきは基本料金0円 - DTI光
月額料金は1番、高くなるがスマホとのセット割引はauとなるので申し分なし。
総合的な値段で見た場合はおてがるひかりがお得ということが分かります。
◎縛りなしの光回線サービスを選択する際の注意点とは?
縛りがない光回線サービスを契約する際に確認しておきたいポイントは、以下の2つです。
- 工事費が無料にならない場合がある
- キャッシュバックが受け取れない場合がある
- 工事費が無料にならない場合がある
縛りのない光回線サービスを新規にて契約する場合、工事費用が無料にならないケースが多いです。
これは契約に縛りがなく元々、月額料金等も安価に設定されていることも関係しているかと思われます。かと言って縛りのある光回線サービスでも同様のことが言えます。縛りのある光回線サービスですと基本的に常時、工事費無料キャンペーンを実施していて最初の料金がかかりませんが、もし契約の途中で解約をしてしまうと、結局、余計に料金がかかってしまうことになります。 - キャッシュバックが受け取れない場合がある
こちらに関しても工事費と同様となりますが、縛りのない光回線サービスでは、ほとんどキャッシュバックはありません。縛りのある光回線サービスですと、キャッシュバック金額が1~2万円は普通ですが縛りのない光回線サービスに関しては元々の設定料金が低いため、キャッシュバック制度を導入していない会社が多いです。
いかがでしたでしょうか?
縛りのない光回線サービスであっても、得することばかりではないということがお分かり頂けたかと思います。
大切なのは、
- 月額料金
- 工事費
- セット割引
- 通信速度
こちらの4つのポイントに着目すること。こちらのポイントをしっかりとチェックして現在、使用しているセット割引対象サービスとの相性もしっかりと考えることで、自分が縛りありとなしのどちらが向いているのかということが分かるかと思います。
是非、本記事を参考に最適な光回線サービスを選択してくださいね。
■1年間の利用を想定した場合
ソネット光プラス
Enひかり