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光回線とは?スマホ回線やモバイルルーターとの違い
大容量のデータを安定して送受信できる光回線、多くのプランは条件を満たさずに解約する場合、違約金を支払う必要があります。
一般に、違約金が発生する契約を”縛り”と呼びます。
今回は、この縛りが発生しない光回線についてご紹介したいと思います。
光回線とは?
光回線とは、光ファイバーと呼ばれる通信線を通して情報をやり取りするインターネット回線です。
スマートフォンやモバイルルーターとの違いは有線であることです。
有線の中で情報を送受信するため、外部からの影響を受けにくく、安定・大容量の通信を行うことが可能です。
光回線のメリット
光回線のメリットは、圧倒的な高速通信と安定した通信性能です。最大1Gbpsの通信速度は動画の再生時もストレスなく視聴することが可能です。
光ファイバーを通じて通信するため、建物が鉄筋コンクリートであろうと、ビルに囲まれていようと安定して通信することができます。
また、スマートフォンの回線と異なり、データの利用量に制限が無いので、長時間の動画視聴やオンラインゲームなどもストレスなく利用可能です。
光回線のデメリット
逆に、光回線は物理的な回線を引くことが大きなデメリットになります。
光回線設備が設置されている賃貸住宅がほとんどだと思いますが、逆に光回線の設備が整っていない賃貸住宅に住んでいる場合、大家さんに回線工事の許可を得ることが必要ですし、工事が完了するまでは回線が使えず、工事費も掛かります。
また、回線を持ち運ぶことができないので、外出先でパソコンを利用する人には光回線以外のモバイルWi-Fiルーターとの併用が適しているかもしれません。
光回線を契約するときの費用
さて、ここからは光回線を契約するときの費用についてお伝えします。
光回線の契約で難しいのは料金体系の複雑さです。電気店の店頭などで月額○,○○○円!と宣伝がありますが、本当にその費用だけで使える場合は少ないことを覚えておいて下さい。
月額費用
毎月必ず発生する費用は『月額料金』です。
回線を使用する料金に加え、ルーターをレンタルする場合は端末代、更にプロバイダ料金も必要になります。
基本料金はあくまで回線を使用する料金で、回線をインターネットに繋げるための料金がプロバイダ料金です。
基本料金+端末代+プロバイダ料金が毎月掛かる費用となります。
契約時にかかる費用
次に、契約する時に掛かる費用です。
契約時には契約事務手数料が、更に自宅・自室へ光回線を引き込むための工事費用が請求されます。
特に工事費用は2~3万円程と高額になっていますが、工事費用が無料になるキャンペーンが行われる場合がありますので、確認しておくと良いでしょう。
解約時にかかる費用
解約時にかかる費用も忘れてはいけません。例えばアパートを退去する際に光ファイバーの設備を撤去する費用がかかる場合があります。契約する会社により、存置してもよく0円で済む場合、auひかりのように回線設備の撤去が義務化されており、28,800円の費用がかかる場合もあります。
他に、契約時に定められた期間外に解約をする場合に違約金が生じる場合があります。各社・プランにより異なりますが、20,000円程請求される場合もあります。
本記事では、これら解約時の費用が無く、安心して解約できる光回線サービスの中で最も安価なプランをご紹介致します。
割引きサービス
ここまで支払いが増える話題に触れてきましたが、逆に毎月の費用を割り引いてくれたり、一定の期間契約を続けた場合に費用の一部をキャッシュバックしてくれるサービスがあります。
毎月の費用を割り引くサービスとしては、光回線のサービス事業者とスマートフォンのサービス事業者が同じ場合に、スマートフォンの料金、または光回線の料金を割り引くものがあります。
一方の費用の一部がキャッシュバックされるサービスですが、契約後1年、または2年など、一定期間経過した際に指定口座に振り込みがなされるものです。
ただし、キャッシュバック特典がついている契約は最低契約期間が定められ、違約金が生じる契約内容であったり、不要なオプションの契約が義務付けられている場合があるので、契約内容を確認することが大事です。
回線には「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」がある
光回線を契約する際に必ず目にするのが、『戸建て(ファミリー)タイプ』と『マンションタイプ』です。
金額だけ比較するとマンションタイプの方が安価ですが、契約するのに条件があります。
- 『マンションタイプ』
集合住宅で複数の家庭が1本の回線を共有して使用する方式になります。回線を共有するため、1戸あたりの金額を安く抑えることができます - 『戸建て(ファミリー)タイプ』
1本の線を1戸が専用するタイプになります。戸建て住宅で契約する場合はもちろん、集合住宅で1戸単独で契約する場合も戸建てタイプになります。
光回線サービス料金の相場は?
ここまで、光回線を契約する際の料金について說明してきましたが、実際どのくらいの料金が適当なのでしょう。
戸建てタイプであれば、月額料金は5,500円ほど、マンションタイプであれば3,850円ほどが相場でしょう。
ただし、先に述べたとおり、契約・解約時の費用やキャッシュバック・割引といった部分も勘案して検討することが必要となります。
縛り無し!月額料金が安い光回線サービスはズバリ!
光回線サービスのメリット・デメリットや契約・解約・毎月の費用について述べてきましたが、ここでズバリ、縛り無しで月額料金が安い光回線サービスをご紹介致します。
光回線を契約したいけど、いつ引っ越しが決まるか分からない…。
でも違約金を払うのは嫌だな…。そう思われる方にピッタリの情報です。
enひかりは株式会社縁人が提供する光回線です。
毎月の料金は
戸建てタイプ | 4,730円 |
マンションタイプ | 3,630円 |
工事費は
戸建てタイプ | 16,500円 |
マンションタイプ | 16,500円 |
工事費無料やキャッシュバックなどのキャンペーンが無い代わりに月額料金が安い、分かりやすい料金体系です。
おてがる光は株式会社エクスゲートが提供する光回線です。
毎月の料金は
戸建てタイプ | 4,708円 |
マンションタイプ | 3,608円 |
工事費は
戸建てタイプ | 19,800円 |
マンションタイプ | 16,500円 |
Wi-Fiルータプレゼント、または最大5,500円のキャッシュバック(各月550円割引×10ヶ月)特典がついていますので工事費にあてた場合
実質料金として 戸建ての場合14,300円、マンションタイプの場合11,000ととらえ事ができるでしょう。
エキサイト光Fitは、エキサイト株式会社が提供する光回線です。 使用量により料金が変わる特殊な料金体系を採っており
戸建てタイプの場合
0~30GB | 3,520円 |
30~200GB | 4,290円 |
200~500GB | 5.060円 |
500GB~ | 5,830円 |
マンションタイプの場合
0~30GB | 2,640円 |
30~200GB | 3,410円 |
200GB~ | 4.180円 |
戸建てタイプ | 16,500円 |
マンションタイプ | 19,800円 |
割引キャンペーンはありませんが、Wi-Fiルータのプレゼントキャンペーンを実施しています。
決着!一番安く光回線を使えるのはこのサービス!
結果として、解約時の縛りが無く毎月の料金を比較したときには、エキサイト光Fitで30GB以下使用時、戸建てタイプ3,520円、マンションタイプ2,640円が最も安価になりました。
ただし、光回線のメリットとして挙げられる、通信量を気にせずネットに接続するという前提に立つと、おてがる光の戸建てタイプ:4,708円、マンションタイプ:3,608円が最も安価になります。
スマホセット割やキャンペーンによって最安料金のサービスが変わる可能性もありますので、常に最新の情報を確認して、安くて安心な光回線ライフを楽しんで下さいね。
ぷらら光は株式会社NTTぷららが提供する光回線です。
毎月の月額料金は
工事費は
3年以内に解約した場合、違約金として35,000円を請求されますが。35,000円キャッシュバックキャンペーンを行っているようです。